PNR(地方自然公園)とは      http://www.parcs-naturels-nationaux/tm.frより抜粋

 07年6月22日.40周年を迎えたPNR。
「重要な遺産を持ち、住まわれている田園地域で、PNRは農業、事業、整備、自然保護の期待を持続可発展の共通計画に統合する。」「PNRは管理方式に於 いて、危機にある空間の未来のため多くの解決法を発明した。」

PNRとは何か?
田園性が卓越する国土に於いて、自然環境と文化遺産の質は高いがその均衡が脆弱な所がPNRとして指定される。その組織方法は、自然・文化遺産の保護と価 値付けのために、持続可発展の協調的計画を作る。
重要な地域とは?
自然・文化・人間的(民族伝統、技術ノーハウなど)の豊かさの保存がPNR発展計画の基礎である。地域にとって重要であり、国内,国外で知られた要素を十 分持つ地域が指定される。現在フランスに45のPNRがあり、国土面積の13%の7百万ヘクタール、3706の自治体の3百万人が住む。
持続可の発展の国土
持続可の発展計画としてPNRは
—自然・文化遺産の保護と管理(特に自然界と景観)。
—国土整備計画の方向付け。
—経済社会的発展(地域の生活の質の確保のため、環境条件を尊重する企業を支持する)。
—受入れ、教育,周知活動で、自然に親しみ、住民の環境問題意識を高める。
—実験と研究の計画を推進し、新しい手法や行動法を考える。

独特な国土の管理方式。
三つの軸:—12年期限の憲章による有効な国土管理
     —国家と地方が権限を分掌
     —強制より説得
同意者が決めた憲章の目的を協調によって守らせるのが特徴で、そのため、そこに住み、働き、移住したり訪問する人々に遺産の質を知らせ、活性化し、意識を 高めることで行動様式を変化させる。国と自治体が規制を作り、PNR内の自然保存、指定地、交通計画などの提案を自治体の合意により作る。

憲章
PNRの憲章はその地域のために作られた保存と持続可の発展を具体化する契約である。公共諮問の後、PNR内の自治体全て、関連する単数または複数の県と 地 方、社会職業的団体や諸協会の承認を受ける。憲章は達成すべき目標、保護・価値付け・発展の指針、その施行方法を決める。PNR内の自治体の行動に一貫性 を与え、協調させる.12年後に指定は終了し、更新には新たな手続きが要る。2000年12月13日のSRU法45条で、憲章に公共諮問が必要になった。
国土の診断に基づいて作られる憲章には下記の条項が含まれる。
—保護と発展計画
—地域の特殊条件に基づく介入法
—管理機構の定款と財政・人事内容
—管理機構の諮問組織
—具体的な数字の入った3カ年計画
—憲章適用の国家協約、県・地方知事協約


訳者注記:憲章に基づく運営は新しい時代に即したもので、1%を景観に使う法律などでも使われる。憲章は公共事業や開発に関し て法同等の重 みを持つようになって来ている。我国の建設関連法と違い、フランスでは環境や持続可問題など時代の要請に従った法律が出来る度に、例えば都市計画法なども 細かく手直しされる。PNRも法律が出来てから40年の間に大きく変わって来た。

PNRの位置を示す地図

(UL10/7/07)