「国内交通方向付け法 (LOTI)」と新しい都市計画。
交通問題は地球環境と大きな関係がある。自動車を中心とした移動の現代的便宜をどう考えて行く か?交通,道路は地域や都市の形態を大きく左右する。また大気や景観の公害も発生させる。また欧州では交際交通特にトラック輸送がスイスなど通過国で問題 を起こす。
この未来に向かっての課題を意識して、
82年の「国内交通方向付け法(LOTI)」で、既に自動 車交通の減少を目的に、都市内移動計画の作成が定められてい る。この法律は都市内だけでなく、辺鄙な田舎でも移動の便を確保する公共交通を整備して、車依存の減少を狙い、欧州共同体との整合も含め、広域移動手段と して、道路、鉄道、水運、航空の管理を強めようとしている。
 2000年以後、フランスの都市計画は持続可の未来に向かっての「都市連帯・刷新法(SRU)」で変更された都市計画の目的は、法L121 ム1条の通り:
●持続可の目的に沿う自然・田園空間と景観の保存、都市間均衡、都市成長。
●建設と再生の可能量を予測し、雇用と住居、住宅と経済・文化施設など都市機能の多様性と社会的混合の推進。
●国土の節約的利用、移動需要と自動車交通の制御、自然・景観の質の保存。汚染・公害・災害の減少。
であるが、社会的住宅の配分、移動の制御、住民合意の推進などに力点が置かれる。
欧州では,河川、運河の運輸網が重量物運搬で生きているし、トラック輸送を鉄道の貨車輸送に振替える意識も強い。また、近年は路面電車による都市再生の成 功例がフランスでも幾つか現れた。

道路予算の1%を景観と地域振興へ
自動車交通の未来に大きな問題があるとしても,地方や地域の振興のために新しい道路建設が必要になる。しかしそれが地域の景観を向上させ,地域の進行に役 立つため,下記の政策が取られるようになった.我国でも「風景道路」の動きが全国に広がっているが、その目的や法的基礎は明確ではない。「1%景観・ 振興」政策